一般整備 ホンダ 発電機EBR2300CX その①


以前にもヤマハの発電機のメンテナンスをさせて頂いた事がございますが、
今回はホンダの発電機5台のメンテナンスを頂戴いたしました。
ご依頼誠に有難うございますm(__)m

備蓄されている発電機の様ですが、頻繁に運転をさせる訳でもない物ですので、
いざ運転させたら白煙がすごくて・・・との事でした。

燃料タンク内には多量の古いガソリンが入っていたので、お客様の方でガソリンスタンドにお願いして、
ガソリンを処分してもらってから本体をお預かりさせて頂きました。
ですので、まずは発電機の燃料タンクに新しいガソリンを入れて、運転出来るかを確認しました。
5台共に問題無く運転させる事が出来ましたので、後は通常のメンテナンスを行っていきます。


まずはスパークプラグ。
始動確認の為にチョークを引いて始動させ、始動出来たらすぐ止めて・・・の繰り返しでしょうから真っ黒にくすぶっていますので交換です。


次はエアーフィルター。
劣化していないか確認、清掃とオイルを染み込ませて完了!


そしてキャブレターの点検。キャブレター内部に長期間使用しなかったガソリンが溜まっていると、ガソリンが変質して内部を目詰まりさせたり、腐食させてしまう事がありますので、フロートチャンバー(キャブレターの底のふた)を取り外してチェックして行きます。5台共問題無かったので、フロートチャンバー合わせ面のガスケットを交換して組み付けます。


燃料関係ではガソリンをキャブレターに流したり、止めたりする『ガソリンコック』も重要です。ここを分解するとストレーナー(フィルター)がありますので、ここの清掃も行います。下部のガソリン溜まりには、ゴミが多少ありましたので、これも清掃します。

長くなりましたのでその②へ続きます!